肺のかげ
この肺の影は腫瘍の疑いもあり、今回
胃カメラなど検査を受けてきましたが、肺が
一番つらかったです。それだけデリケートで
繊細な場所なんですね。
がんや腫瘍という言葉を病院から聞いてから
かなり気が動転しました。人生楽しくないとか
いきる意欲がないとか散々厭世的なかんがえを
抱いていたのに、やっぱ死にたくないという
強い思いが沸き上がるのです。不思議ですが
人間ってそんなものかもしれません。死を
意識して初めて大切なものがみえるのです。
私が今回後悔したくないと感じたのは
1 猫をおいて死にたくない
2 ひとを恨んで死にたくない
たにもありますが、メインはこのふたつ
です。特に2は強かった。今から徐々に
人間関係を見直し、和解をすすめていきたい
です。いままでのつまらん人間関係のいざこざ
ですら、もはや死を前にするとちっぽけなドラマ
にすぎません。とるに足らないことにエネルギー
を費やしてきたことを反省しています。