赦しと祈り~歓びを通して成長する~

魂の変容のプロセスや気付きについて

手術日早まる

手術日の件は、話し合いの結果一ヶ月後

ということでほぼ確定でした。しかし、体調は

着実に悪化しつつあるし、放置の限度期間3ヶ月

をゆうにこえ、5か月目に突入しつつあること

若いし癌の成長速度も懸念され転移も怖い等、

医者には訴えました。放置期間については前の

病院の責任でもありこちらに非はないのですが、

やはり体調は急速に悪化しつつあり私も気に

なりました。手術はいやだけどもう避けられない

ならはやいほうがよいのではないかと思い始めた

のです。

先生には一ヶ月後でも問題ないと言われ

漢方の先生にも励まされたので一ヶ月後

で腹をくくることとしました。

が、急転直下、先生より7月末の手術枠が空いた

との連絡。若いと転移も早い、急いだ方がよい

と言い出しました(この前は一ヶ月後で問題ない

っていいましたよね)と言い返してしまいました。

腹をくくった直後だったんで一旦考えるとし、

電話を切りました。自分でも混乱し何が最善

なのかわかりません。このきつい鉛のような

体で転移もなく一ヶ月もつのか、仕事を続け

ながら健康を維持できるのか、でも癌によい

漢方も出してもらったし様子をみたいなど

いろんな思いが交錯します。

友人に意見を聞いてみました。皆、はやい

ほうがよいと。ヒーラーもからだの状態を

みて、右半身はまるで別人でやばいと。

こうなったら覚悟をしないとと告げてきました。

なにか逆らえないような大きな力により

手術日が早まったようでした。

焦りや不安

肺癌とわかってから

スピリチュアル系のヒーリングをするきにも

なれず、心身の不調に打ちのめされる感覚でした。

尋常じゃない右半身の異常に仕事をするだけで

精一杯の日々。この心身の状態で手術をのりきれ

るのか不安も大きかった。幸いにも手術をうける

病院の看護婦さんはやさしく、眠れてるか食べれて

るかなど気にしてくれました。(内科の先生は

風邪でダウン気味で手が回らず…大丈夫かよ)

もうひとり助けてくれたのは、長年お世話になり

多大な信頼をよせてきた漢方内科の先生です。

西洋医学では診断がつかない不調を治すのが

得意で、いろいろな症状をなおしてもらいました

肺の手術も若いときにされていたそうで、

細々説明してくださり、不安が少し解消され

ました。医者の言葉って大きいなと感じました。

癌にきく漢方もだしてもらい、

また優しい言葉もいただきました。

[僕にできることがあれば言って。今の

体力で大丈夫だから]

と。そして、先生と握手。

先生が肺切るわけじゃないけどね~

励ましてくれてありがとう。

今思い出してもその優しさと思いやりに

涙が出ます。うるうる。


このときに、漢方のんで一ヶ月後に手術なら

タイミング的によいのではないかとのこと。

では、一ヶ月お祈りして、アファメーション

して、しっかり体力つけて手術にのぞもう

えいえいおー!

的な前向きな心持ちになったのです。

が、事態は急展開をみせます。

つづく

手術前の検査

乳ガン疑惑は晴れたとはいえ、術前の検査は

まだあります。肉体的精神的にきついなか、

検査のために仕事を休みました。私的には

やすめて、うれしい気分。からだきつくて

死にそうやしね。

まずは肺活量検査。

これは機械にむかって息をはいたり

とめたりを必死にやる。何分もはき続けると

きついわ。。結果は肺活量3,000。平均値以上

で問題なし。

お次は心臓の機能。エコーをしましたが、

問題なし。徐々にハードルをクリアし

手術に近づきつつある。いまだに切られる

のはいやと逃げたい自分がいます。どうなる

のやら。。

Pet-CTを受ける

原発性肺癌であることはほぼ確定ですが

転移がないことをみるために、petを受けました。

糖を入れられたらあとは機械のなかで寝ておく

だけの楽な検査です。半日かかりましたが、

スムーズに終わりました。別の病院でうけたの

ですが看護婦さんやスタッフの方も対応が

よかった。

タクシーの送迎つきでなんかセレブ気分♪


後日外来でpetの結果を聞きました。肺は

やはりCTと同じ箇所が光っていたとのこと。

懸念していた大腸は異常なし。新たな問題は

右の胸が淡くだが光っている~乳ガンの疑いも

浮上(--;)

先生から乳腺外科を受けなさいといわれ

すぐに受けました。マンモをしていたい思いを

し、エコーへ。結果は良性で半年後にまた検査

となりました。ほっ、これで肺に集中できるわ。

しかし、右の胸部にトラブルがでるな。

手術に向けて

肺癌と聞き不安や心配で眠れず

イライラもあり、猫にもあたって

しまい自己嫌悪。苦しいながらも

仕事は続けました。家にいたらいた

でもやもや考えるし、仕事したらした

で疲れるわ、ミスるわ。何をしても苦しく

つかみどころがない日々でした。

一番は手術の経験がない私にはこのような

大きな手術が想像がつかず、恐怖が大きかった

のです。いくら麻酔や痛み止めがあるとはいえ

からだの一部を切り刻まれるのは嫌でした。

とはいえここまで悪化した以上、腹をくくる

しかないところまできています。色々な情報を

集め、なんとか前向きになり手術にのぞむしか

ないのです。

肺の生検の結果

第二回内視鏡を受け、7月10日の外来で

肺がんであることがわかりました。からだの

きつさからして自分でもこれはやばいという

感覚はありました。なんというか、癌がある

右半身が鉛のような感じ。血流はおかしいし

右手や右足は左手より冷たい。明らかな異常。


外来の医者や看護婦のお通夜みたいな

雰囲気にもまいりました。

しかし、医者は医者で風邪をひいてて質問しに

くく、もういいでしょみたいな感じで外来は

おわりました。あとでメンタルケアに看護婦が

飛んできてなぐさめてくれました。

不安でいっぱいで泣き出したのを受け止めて

くれたのです。

つづく

第二回肺の精密検査②

幸い声ガレや咳もなく、ご飯もおいしく

たべれました。やり方がうまかったせいか

第一回目ほどきつくない。食事はあまり

おいしくないから、夜食を買いに走った

けどね(--;)



翌日先生が最後に診察しました。

UCと言ったら、いきなりお腹もさわられて

びっくり。肺だけじゃなくて、腸も専門?

意外に大胆だな。

ともあれ釈放され、自由をエンジョイしましたわ。